メールにおいてもコミュニケーション能力が問われる時代

メールは携帯機種ごとで性能に個体差があります。が、ツールとしてのパフォーマンスは概して「文章を送る→返事がかえってくる→その返事を送る・・・の行為をリアルタイムでできる」といったところでしょうか。くわえて、感情の希薄さをフォローする絵文字・顔文字といった独自の文字機能。視覚的に情報を追加する画像やデコメなどの添付機能。さらには、軽いデータ量であればモーションや動画などで情報データを付加することすら可能です。このように進化した今日の携帯はコミュニケーションツールとして大きな位地を占めるようになりました。反面、ユーザーのコミュニケーション能力が会話だけでなく、メールにおいても同様に求められる時代になったともいえます。ただ、そもそも文章だけに限定すればメールは他人とそんなに違いが出るものではありません。逆に、似てしまいやすいものではないでしょうか。そうならないのは、前記の感情表現の補完機能のほか、送信(返信)のタイミングや改行ポイント、絵文字の好みなど、そんなところからも使い手のセンスがあらわれるからです。派生して、それらはメールする者の相性の良し悪しを判断するポイントともなるようです。会話のときに見られるクセや佇(たたず)まいから私たちはいろいろなことを読み取り、そして好きになったり嫌いになったりします。そうした言葉でない感覚的な好み・相性がメールにおいてのそれだといえます。であれば、<メールのやり取りをするのが基本>の出会い系では、ますます発信者の性格や人間性が重要となるのではないでしょうか。そもそも出会い系サイトは実生活でえられない出会いや、出会いそのものをえられる可能性が非常に高い空間です。これまでの日常では見えにくかったもの・・・、例えばあなたにしかないパーソナルな部分や、価値ある人間性・内面などがクローズアップされる時でもあるのです。

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